検討は次の順がおすすめです。

  1. 手数料の種類(従量・固定・発券など)を分解する
  2. 従量課金と固定(登録料)の型を押さえる
  3. 試算例どおり1イベント総額を並べる
  4. 見積前確認項目で抜けを潰し、金額で2〜3社に絞る(機能・運用の列は候補表の返答項目で別途照合する)

以下、この順で説明します。

以下の数字は2026年9月時点に各社サイトで確認できる料金の目安です。見積・見積時は、必ず各社の最新料金表と見積書で確認してください。文化施設の単発公演と、自治体の複数催事を同じ率表で比べる場合も、1公演あたりの固定費の有無で順位が入れ替わる点に注意してください。

以下の数字は2026年9月時点に各社サイトで確認できる料金の目安です。見積・見積時は、必ず各社の最新料金表と見積書で確認してください。文化施設の単発公演と、自治体の複数催事を同じ率表で比べる場合も、1公演あたりの固定費の有無で順位が入れ替わる点に注意してください。

手数料の種類|イベント販売で何がコストに入るか

自治体の催事・文化施設の公演・商業施設のイベントなど、1回限りのイベント販売をクラウドで扱う場合、見積書には「販売手数料」だけでなく、次の要素が混ざります。

  • 公演・イベント登録料 — 1イベントあたりの固定(プランにより有無)
  • 販売手数料(従量) — チケット単価×枚数×率。プレ販売/一般で率が分かれる例あり
  • 発券・決済まわり — コンビニ発券、クレジット、キャリア決済等(プラン表に別行)
  • オプション — 抽選・指定席・配信連携など(案件により要見積)

「手数料8%」だけを比べると、登録料5,000円(税抜)の有無で小規模イベントの総額順位が逆転することがあります。比較表を作る前に、自案件の想定枚数をメモに書いておくと見落としが減ります。

従量課金と固定(登録料)|比較の型

イベント向けのクラウド販売では、従量中心(初期0〜低額+販売手数料%)と登録料+従量(公演登録料固定+プレ/一般で異なる%)の2型がよく並びます。

表は横にスクロールできます

型課金の仕組み向きやすい規模
従量中心初期0〜低額+販売手数料%。売上に連動初回・小〜中規模、年数回の開催
登録料+従量公演登録料(固定)+プレ/一般で異なる%指定席・抽選あり、中〜大規模、流通重視

イープラス(e+)WOS の料金例。 プレイガイド(公演・イベントの前売りチケットを扱う流通サイト)の代表例である イープラス WEBオープンシステム(WOS) のプラン表では、ライト(公演登録5,000円税抜+販売手数料8%等)、スタンダード(登録10,000円税抜+プレ8%/一般10%等)のように、固定+従量が並列で記載されています(自由席/指定席でプランが分かれます)。詳細は同サイトの料金シミュレーターおよび サービス説明PDF(2026年7月更新) に掲載されています。

チケミーの料金例。 チケミーは初期費用なし・従量課金のプランが多く、自治体・公共向け事例とあわせて率5%前後の説明がサイト上に掲載されています(プラン・案件により異なります)。見積前は チケミー主催者向けサイト(手数料5%・初期0円の案内) で最新の料金・事例を確認してください。

試算例|1イベント総額で見る

チケット 販売 手数料 比較では、次の仮置きで販売手数料だけを概算する方法が一般的です(コンビニ・返金・登録料は別枠)。

  • 単価 3,000円 × 500枚 = 売上 150万円
  • 従量 8% のみ仮置き → 販売手数料 約12万円
  • + 公演登録料(例: 5,000〜10,000円税抜)

年間複数公演・プレ/一般の混在・コンビニ比率が変わると、率が同じでも総額は一致しません。見積依頼時は「1イベントの内訳表」を求めると比較しやすくなります。

例2 — コンビニ比率を足す場合。 同じ売上150万円でも、Web 70%・コンビニ 30% と仮置きすると、コンビニ発券手数料(枚数×定額、または別%)が上乗せされます。料金表の「発券」行を読み、チャネル別の枚数を見積メモに書いてから比較してください。

例3 — 率だけが違う2社。 A社 登録料0+8%、B社 登録料1万円税抜+5% のとき、500枚・単価3,000円では B社の方が総額が低くなる一方、200枚規模では登録料の影響で A社が有利になり得ます。チケット 販売 手数料 比較は、自案件の枚数・単価で必ず再計算してください。

イベントチケット販売の手数料試算イメージ
手数料は率だけでなく、1イベント総額で揃えて比較する

見積前に確認する項目

確認項目理由
見積の対象範囲Webのみか、コンビニ・当日窓口・返金手数料を含むか
プレ/一般の率同一イベント内で%が分かれるか
公演中止・延期返金オペレーション費用の有無
見積が必要な項目サイトに載っていない機能・オプションは見積書で内訳を確認
コンビニ・窓口の扱い発券手数料が販売手数料に含まれるか、別行か
返金・中止時返金手数料、事務手数料、主催者負担の範囲

複数社に依頼するときは、次の条件を同じ文面で渡すと回答が揃いやすくなります。

  • イベント名・開催日・会場(1公演)
  • 券種・単価・想定販売枚数(プレ/一般の内訳)
  • 販売チャネル比率の仮置き(Web/コンビニ/当日)
  • 指定席・抽選の有無、返金ポリシーの想定

施設の経理・情報システム部門では、1イベントごとの請求書が年間複数回来るか、年間プランで登録料が据置かも確認ポイントです。同じ販売手数料率でも、公演数が増えるほど固定の登録料の見え方が変わります。自治体の場合は、入札や見積比較の評価項目に「手数料率」だけが載っていないかもあわせて見てください。

回答は「販売手数料○%」だけでなく、登録料・発券・決済・返金が分かれた表形式を依頼してください。候補の機能比較は イベントチケット販売システムの比較 に任せ、ここでは同じ前提での金額比較に集中するのが安全です。

まとめ

  1. 自イベントの枚数・チャネル(Web/コンビニ)を1枚のメモに書く
  2. 候補各社の料金表から従量・固定・発券の行を転記し、同一前提の1イベント総額試算表を作る
  3. 見積依頼時に「登録料・発券・返金」を分けた表形式を指定する
  4. 金額で2〜3社に絞り、機能・運用の最終判断は イベントチケット販売システムの比較 で進める

機能・導入イメージの詳細は、サービスサイトで確認できます。

よくある質問

Q1. 手数料が最も安いサービスはどれですか?

率だけでは決まりません。枚数・単価・登録料・発券比率で総額が変わります。同じ仮条件を2〜3社に渡し、内訳付き見積を並べてください。

Q2. 候補選定の記事と手数料記事の違いは?

候補選定・運用・SaaS限界は、サービス比較表と3つの確認から進めます。手数料は、登録料・従量・発券を分解し、同じ仮条件で1イベント総額を並べる段階です。順番は、型が揃ってから総額試算が安全です。

Q3. 周遊券・振興券の手数料も同じ表で比べられますか?

いいえ。商品設計と精算が異なるため、イベントSaaSの率表はそのまま当てはまりません。周遊券や振興券は、販売チャネルと精算単位が異なるため、別の見積表で比較してください。

  • イベントチケット販売システムの比較|手数料・運用・向き不向き — 候補選定・3つの確認・運用
  • 自治体のイベントチケット導入|紙からの移行手順 — 移行後のベンダー照合

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